畳と和室の情報ブログ

和室の魅力と暮らしに役立つ畳の情報をご紹介しています。

意外と簡単な畳のお掃除  畳掃除で気をつけたいポイントは? 健康被害をもたらすダニ・カビは予防できるの?

畳の汚れ、落ちないからと言って諦めていませんか?
畳を長持ちさせるコツとやってはいけないNG行動をご紹介

 

 

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お掃除中に畳の汚れを見つけたら、どうしていますか?

 

汚れを落とす方法がわからない!どうしたらいいの?

なんて、困ってしまったことありませんか?

 

ですが、畳のお掃除はむずかしいことは何もありません。

 

基本的には掃除機やほうきでゴミやホコリを取り除く、それだけです。

ホウキや掃除機は、畳の目の流れに沿ってゆっくり優しくかけてあげてくださいね。

日常のお掃除は、それだけで十分です。

 

あとは、水拭き、乾拭きですが、汚れ具合に応じて週に1回くらい、あまり使用していないお部屋でしたら月に一回程度でしょう。

お湯で濡らしてよく絞った雑巾で、繊維の流れに沿って拭き取ってあげてください。

畳は水分が苦手ですので、乾拭きを忘れないようにしましょう。

 

ということで、ここまではフローリングのお部屋のお掃除とほぼ同じですよね。

 

 

それでは次に、「畳に汚れを見つけたら」まずは試して欲しい方法とやってはいけないNG行動についてお伝えしたいと思います。

 

日常のお掃除で十分きれいになってるはずなのに、落ちていなかった汚れ。

 

まずは「塩」で試してみてください。

 

手順は、お湯拭きでも落ちなかった汚れを覆うように塩をふりかけ、指の腹を使ってすり込みます。

畳の目流れに沿って優しく歯ブラシでこすり、汚れをかき出します。

丁寧にかき出した後、塩を残さないように掃除機で吸い取り、乾拭きして仕上げれば完了です。

畳の汚れの原因のほとんどは、「ホコリ」「手垢などの油脂」「食べこぼし」です。 皮脂や油分、糖分が原因でベタッと手ざわりが悪くなってきます。

このような汚れ落とすのに特別な洗剤は必要ありません。

 

塩には雑菌を抑える効果がありますので、畳を衛生的に保つためにも有効ですし、

お子さまがいらっしゃるご家庭でも安心してお使いいただけますよね。

 

NG行動として、ご注意いただきたいのは、掃除の便利グッズとしてよく登場する重曹

エコでクリーンな掃除道具として認知度が高まっていますが、畳のお掃除には適しません。茶わんの茶渋や、排水溝などの汚れを取ったりする際には重曹が適していますが、畳にまいて使用すると、重曹のアルカリ成分に反応して畳が変色し、黄ばんでしまいます。

 

その他、コロコロクリーナー、ロボットタイプの掃除機も畳のお掃除には適しません。

転がすだけで簡単にホコリをキャッチしてくれる粘着式カーペットクリーナーは、カーペットなどのお掃除にはたいへん重宝ですが、畳掃除に使うのは厳禁です。

粘着力が高いため、畳の井草をほつれさせたり毛羽立たせたりしてしまうためです。

また、最近普及率が高まっているロボットタイプの掃除機も、畳掃除にはおすすめできません。自動で動くタイプの掃除機は、畳の目に沿って掃除しないので、畳を傷つけてしまう恐れがあるからです。

 

心地良いお部屋をキープするためのお掃除ですが、畳の掃除は意外と簡単ですね。

 

お掃除の後は、窓からしっかり明かりを取り入れ、風の通りを良くするのを忘れないでくださいね。



 

 

 

 

 

発生してからでは遅いカビとダニ。原因を知って大切な畳を守ろう!

 

 

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畳のお掃除、どうしていますか?

 

健康被害をもたらす青カビやダニ、あなたの今の掃除方法で防げてますか?

 

青カビやダニは、アレルギーや感染症の原因になるなど、わたしたちに多くの被害をもたらします。

 

畳のカビは、初期段階では青カビが多いのですが、長期間放置した場合などでは、黒カビ・赤カビなど様々なタイプを繁殖させます。

 

多くの場合がそうですが、被害に気付く頃にはかなり繁殖してしまっている可能性が高いです。

 

それでは、カビやダニは、どのような条件で発生・繁殖するのでしょうか。

原因や生態をよく知り、しっかりと予防しておきたいですね。

 

 

カビの発生条件と、ダニの繁殖条件は似ています。

ほぼ同じといっていいくらい、同じような条件で発生・繁殖します。

 

条件としては、温度、湿度、空気(酸素)、養分です。

 

・温度が20~30℃

・湿度が65%以上

・ホコリや皮脂など、養分(エサ)がある

 

具体的には、温度(お部屋の場合は、室温)が20~30℃、室温が65%以上、

この条件が継続的に続いた場合に、畳表表面にカビが見える形でわかります。

 

温度、湿度の高い状態が続く梅雨・夏季の時期。

そして、外気との温度差がある冬季もまた結露の発生により、湿気がたまりやすくなりますので、窓にたまった水分をこまめに拭き取るなど、注意が必要ですね。

 

湿気対策としていちばん簡単なのは、換気をして空気を入れ替えることです。

風を通し、湿った空気を出すことによってカビの予防につながります。

押入れの扉などもこまめに開けて、換気を心がけましょう。

 

また、空気の通りが悪い場所には、除湿器や除湿剤など専用のアイテムを活用するのもおすすめです。

 

大切なお部屋がカビやダニのすみかにならないよう、日頃のお掃除とともに、しっかり予防をしておきたいですね。

 

 

 

 

 

意外と知られていない青カビやダニから畳を守る効果的な方法3選 

 

 

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畳のお掃除は「難しい」とか「面倒」と思っていませんか?

 

カビやダニが発生してしまうかもしれないし、どうしていいかわからない!

 

そう思ってらっしゃる方も多いかもしれません。

 

ですが、畳のお掃除は、難しいことは何もありません。

 

日常のお掃除は、掃除機をかけるだけで十分です。

それだけでいいの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

そこで、今回は青カビやダニから畳を守る効果的な方法3選をご紹介しましょう。

 

まず1つは、カビやダニの養分となる、ホコリや皮脂をしっかり除去する。

 

丁寧に掃除機をかけることで、畳のホコリや皮脂はほとんど吸い取ることができます。

 

ゴミを吸うヘッド部分に、床のホコリを叩き出すための回転ターボブラシが付いてるタイプの掃除機の場合は、ブラシが回転しない、ホコリを吸うだけのモードにしてかけるようにしましょう。掃除機のかけ方は、畳の目に沿って、ゆっくりと優しくかけましょう。

ゆっくりとかけることでゴミを吸い取りますので、一箇所をゆっくり往復させるようにしましょう。

 

2つ目は、風通しを良くする。

お天気の良い日は窓を開け、風を通して空気を入れ替えましょう。

風の通りが悪い場所や、窓を開けられない場合は、除湿機や除湿剤など専用のアイテムを活用するのもおすすめです。

 

3つ目は、物を置かない、ラグやカーペットなどの敷物を敷かない。

畳の上に物を置くことによって空気の通りが悪くなり、湿気がたまりやすくなります。

カビやダニの発生原因にもなりやすいので、できるだけ何も置かない状態にしておきましょう。

 

畳の上は、すっきりと何も置かない状態にしておくことで、お掃除もラクになりますよね。

 

フローリング床に比べると、畳はデリケートな素材ですので丁寧に扱うように心がけたいですが、お掃除は意外と簡単というのはおわかりいただけたでしょうか。

 

大切なお部屋、いつも快適な空間にしておきたいですよね。

 

 

 

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