畳と和室の情報ブログ

和室の魅力と暮らしに役立つ畳の情報をご紹介しています。

お部屋の大掃除の時に椅子や机などの家具を移動させたらへこみを発見! しょうがないと諦めがちなへこみの跡、重い家具から畳を保護する7個の方法

誰もが経験するであろう家具を移動させたら畳にへこみの跡が・・・
どうしたら畳を保護できる?まずは手頃な方法からご紹介!

 

 

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畳の部屋の掃除をするために家具を動かすと畳に凹み跡が・・・

基本的に畳というのは家具などを上に置くようなものではありません。

和室といえば畳の上に布団を敷いて寝るのが当たり前です。

しかし、どうしても和室に家具や机を置きたいという方は多く、畳の上にそのまま置くと、家具部分の畳が凹んでしまいます。

 

賃貸住宅でできるだけ畳を傷つけたくない、凹みを防止したいということもあるでしょう。

そこでお手頃なのが、畳の上にコルクマットやジョイントマットを敷くこと。 いくつかの注意点はありますが、畳を保護することにおいては非常に効果があります。

 

マットはカーペットよりもクッション性が良く膝にやさしいく、 また物を落としても響かないので防音性にも役立ちます。 

そのほか床からの冷えが伝わらないので底冷えしない点や、滑りにくい点など、メリットは多いです。 

 

マットは素材でわけると以下の2つがあります。

 

・天然コルクを使用したマット 

肌触りがさらさらして、べたつく夏場でも快適に過ごせますし、冬は温かみを感じます。 

見た目もコルクの自然な風合いなので、だいたいのお部屋には合うでしょう。 

また、コルクにはスぺリンという防虫成分が含まれるためダニをよせつけない効果があります。

 

・EVA樹脂製のマット

さまざまな柄があり、子供用にアルファベットやキャラクターのカットが入っているものもあります。 

また、畳柄のマットもありますので、畳の雰囲気は残したいけど本物の畳は保護したいという場合にもおすすめ。 

もちろんフローリング調の柄もあるので、洋室のようにすることも可能です。 

防音性、クッション性、断熱性にも優れています。

 

 

和室にパソコンラックに椅子を置いたら・・・
畳を保護するためにできること

 

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畳の部屋の掃除をするためにラックや椅子を動かすと畳に凹み跡が・・・

これまで畳を痛めることを気にしてなかったので、ラックに重いものを乗せたまま動かしたり、キャスター付きの椅子に座ってゴロゴロ移動してました。

畳に合う凹み・傷防止グッズがないかを調べて「これだ!」というものを見つけました。

部屋に置いても目立たない凹み防止グッズは、畳の部屋のインテリアの見た目を損なわずに使うことができます。

 

重いものから畳を凹み跡や傷から守る簡単な方法は、机や収納ラックの下に板やカーペットの切れ端などを置く方法です。

しかし、手元に使わなくなったカーペットや板がないし、カーペットはともかく、板を置くとインテリアが損なわれます。

それに通気性がカビやダニのことを考えると、できれば和室にカーペットやじゅうたんは敷かない方がいいですよね。

悪くなるので、湿気でダニが大量発生しそうで怖いです。

へこみを防止するには、脚にかかる圧を分散するためにも板やマットタイプがおすすめです。

 

自宅にオフィスチェアを導入する場合、そもそも何故チェアマットが必要なのか?

「床が傷つくのを防ぐためだけじゃないの?」と思ったあなた。チェアマットを敷くことは、実は床を傷から守る以外にも多くのメリットがあります。

まずは、チェアマットの様々な必要性について知りましょう。

チェアマットは、椅子のキャスターによるキズ・へこみから床を保護するマットです。

キャスターの素材によっては床にキズをつけたり、椅子に座ることによってかかる加重で床をへこませてしまう場合があります。

チェアマットを敷くことは、フローリングなど硬めの床はもちろん、畳やカーペットなどの柔らかい床の保護にも有効です。

 

チェアマットの選び方

① サイズ

まずはあなたが使用している(もしくは使用するだろう)椅子の大きさに合ったサイズのチェアマットを選びましょう。

最も一般的なチェアマットは、形状が凸形、寸法が奥行120cm×幅90cmのものになります。

 

② 厚み

フローリングやカーペットを守る上で、チェアマットの厚みは非常に重要です。

厚みが不十分なものを選んでしまうと、チェアマットを敷いているのに床が傷ついてしまったなんてことも。

事務椅子などのコンパクトチェア(重量:約7kg)を使用している場合は厚み1.5mm程度のものを、ハイバックチェアやゲーミングチェア等大型のオフィスチェア(重量:約20kg)を使用している場合は厚み1.5mm以上のチェアマットを選びましょう。

 

③ 材質

チェアマットに使われる代表的な材質は、PVC、ポリカーボネート、EVAの3つです。

材質の特性としてはポリカーボネートが最も優れていますが、コスト面ではPVCやEVAのおおよそ3倍の価格差があります。

コストを度外視するのであれば、ポリカーボネートをオススメします。

PVCの唯一のデメリットである特有の臭いも、時間の経過とともに臭いは薄くなります。

 

④ 裏面が滑り止め加工されているか

チェアマットは、必ず裏面が滑り止め加工されているものを選びましょう。

滑り止め加工されていないものを選んでしまうと、キャスター移動の度にチェアマットがずれてしまい、気づかない間に床を傷つけてしまうことも。

フローリングを守るためにチェアマットを購入したのに、そのチェアマットで床を傷つけては本末転倒です。

必ず裏面が滑り止め加工されてものを選んでください。

 

 

畳の保護はもちろん家具を置いた時の見栄えも良くしたい!
そんな時に使える便利なアイテムをご紹介

 

 

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・コルクマット

とてもナチュラルで癖がありません。どんなインテリアとも相性がいいのが特徴です。コルクの天然素材が持っている色々なメリットも多く、どのマットにするか迷ったら一番おすすめです。

 

・ジョイントマット(単色カラー)

最近は単色のカラーが人気です。

ベージュやブラウンの落ち着いたカラーが一番人気ですが、オレンジやピンクなどのインパクトのある明るいカラーも人気のようです。

 

・ジョイントマット(木目調)

最近は木目調のフローリング風ジョイントマットが大人気となっています。

思い切って和室から本格的に洋室風にイメージチェンンジするときにはおすすめです。

特にホワイトウッド風のマットは北欧インテリアにはぴったりで大変お洒落です。

 

・ジョイントマット(畳調)

まさにい草の青畳の柄と色調を再現していて、やっぱり和室が一番とのこだわりがある方にオススメのマットです。

畳が傷んでしまってどうにかしたいけど、新品にしたり張り替えるのはちょっと・・・とお考えの方にはぴったりです。

 

・「コルク屋本舗様」のコルクの床キズ防止マット

パワフルコルクを100%使用したコルクマットが畳のキズだけでなく、へこみからも守ってくれます。

コルク材は弾力性に富んでおり、強靭なパワフルコルクを使用した床キズ防止マットの耐荷重は160kgもあります。

天然素材であるコルクは安心・安全な素材で、ゴムや樹脂製のカバーにありがちな畳への色移りといった変色の心配もありません。

コルクマットの素材は和室によく合う色・材質です。

ベッドだけでなく、重量のあるダイニングテーブルやソファなど、他の家具にも良いです。

 

・和室に一番合う畳の凹み防止グッズ「い草座卓敷き」

畳の部屋に合う凹み・傷防止グッズがないかを調べて「い草座卓敷き」は和室に置くテーブル用のもので、和室に違和感のない凹み防止グッズとしては最適だと思いました。

この商品は4枚入り1,000円程度です。

 

・100円ショップの「防振マット」「多目的EVAクッション」

「多目的EVAクッション」よりも「防振マット」の方が厚みがあります。

「多目的EVAクッション」は厚みが1cmと書かれていたので「防振マット」はそれよりも厚いです。

100円ですが、けっこうしっかり支えているので畳の傷防止はこれで良いかも。

でも、気になるのはやっぱり「色」ですね。

「防振マット」は白いので畳の部屋に置くとけっこう目立ちます。

畳の部屋に置いても目立たない色があると良いのですが、見つけられませんでした。

色移りも心配なので、色移り防止のために紙を下に敷いた方が良いかも知れません。

 

 

まとめ

 

 

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部屋全体をフローリングにしたいなら、賃貸でもリフォームせずに簡単に設置できる「コルクマット」や「ジョイントマット」がおすすめです。

部屋全体ではなく、机の凹み跡や重い荷物を載せたラックの跡を畳に付けたくないなら、「防振マット」、「コルクの床キズ防止マット」や「和風のい草座卓敷き」がおすすめできます。

 

 

 

 

 

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