畳の耐久年数はどれくらい?交換時期や費用を徹底解説!
畳の交換時期はいつ?見逃してはいけない3個のサイン
畳の交換時期はいつ?
畳の傷みが目立ってきたけど、
交換したほうがいいのかな?
なんだかよくわからない。
そのような疑問をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、『畳の交換時期、見逃してはいけない3個のサイン』について
お伝えいたしましょう。
1.弾力がなくなってきた
2.表面がデコボコしてきた
3.畳と畳の間の隙間が広がりスカスカしてきた
このような状態を見つけたら、畳の交換時期のサインです。
畳は消耗品です。
畳の耐用年数について、特にはっきりした決まりはありませんが、
交換は畳本体が傷んでしまったとき。
交換のタイミングは畳の品質や種類、日ごろのお手入れ、設置環境、使用状況により、全く異なります。
5年で使い物にならなくなる畳もあれば、10年、20年でも問題ない畳もあります。
基準となるのは見た目や使用感ですが、自分ではまだ替えなくても大丈夫と思っていても、見る人によってはボロボロに見えてしまうかもしれません。
畳に弾力がなくなり、表面がデコボコしたり、畳と畳の間の隙間が広がりスカスカしている感じがあれば交換を検討してみましょう。
畳の交換時期のサインは見つからなくても、『畳表面の変色や汚れが気になる』、『ささくれが目立ってきた』ということもあるかと思います。
そのような場合は、畳本体はそのままで、畳表面の畳表を裏返す『裏返し』、
畳表を交換する『表替え』という方法で畳をよみがえらせることもできます。
『交換』、『裏返し』、『表替え』、どの方法が適しているのか、
ご自宅の畳の状態を的確に判断するのは意外と難しいかもしれません。
『自分では判断できない』、『よくわからない』など、畳のことで迷ったり、
気になることがあったら、畳屋さんに相談してみましょう。
畳の交換費用はどれくらい?知っておきたい交換方法と費用の相場
畳を交換したいな。
そんなとき気になるのは、費用ですよね。
そして、どんな交換方法があるのでしょう?
今回は、『知っておきたい交換方法と費用の相場』について、
お伝えいたしましょう。
まず、『交換方法』からご説明いたしましょう。
畳の交換は、「裏返し」「表替え」「新畳に交換」の3つの方法があります。
畳の構造は、中の芯の部分にあたる畳床、畳表面につけられる畳表、そして畳縁、主にこの3つからなります。
『新畳に交換』とはこの3つ全てを新しくすることです。
また、「畳表」を裏返して張り替える『裏返し』、「畳表」を新しい物に取り替える『表替え』という方法で畳をよみがえらせることもできます。
このように畳の交換は、3つの方法があるのを知っておきましょう。
次に、『費用の相場』についてご説明いたしましょう。
畳の交換費用は、「裏返し」、「表替え」、「新畳に交換」、それぞれの方法により異なります。
◆裏返し
約5000~8000円
畳表を裏返し、畳縁を新しく付け替えます。
◆表替え
約7000~30000円
畳表と畳縁を新しく付け替えます。
◆新畳に交換
約12000~50000円
畳床、畳表、畳縁、まるごと全てを新調します。
いちばん費用がかからない「裏返し」は、畳表を裏返し、畳縁を新しく付け替えることにより、畳をよみがえらせることができます。
畳がまだあまり傷んでいない、畳表の再利用ができる状態であればこの方法がおすすめです。
「表替え」は、畳表と畳縁を新しく付け替え、畳の芯の部分の「畳床」を再利用する方法ですが、使用する畳表のグレードにより費用は異なります。
「新畳に交換」はまるごと全てを新調する方法で、こちらも使用する畳表や畳床のグレードにより費用は異なります。
「表替え」や「新畳に交換」の費用は、使用する畳床や畳表のグレードにより決まります。お手頃な中国産から、ハイグレードな国産い草まで、さまざまなタイプの畳がありますが、ここでは一般のご家庭用畳の平均的な価格(一畳分)をあげてみました。